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ベンチャー企業への転職はリスクあり!「やりがい搾取」を未然に防ぐ転職活動の進め方とは?

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ベンチャー企業とは、革新的なアイディアを駆使して新しいサービスやビジネスを展開する小~中規模の企業のこと。経営者との距離も近く、会社の成長に直接関与できる感覚が強いベンチャー企業は、転職活動でも人気の分野です。
しかし、一方で「ベンチャー企業は残業が多くてブラック」「倒産のリスクがある」など、マイナスの声があるのも事実。
今回は、ベンチャー企業への転職で“後悔しない”ための方法や、具体的なリスクについて解説します! ※2019/08/20更新

ベンチャー企業への転職はリスクあり!「やりがい搾取」を未然に防ぐ転職活動の進め方とは?

1. ベンチャー企業への転職、具体的にどんなことで後悔する?

 

では、具体的なリスクや後悔とは何か。ベンチャー企業で働く際のデメリットや不安点を確認していきましょう。

 

◆ 給料が上がりにくい

 

やはり、一番は給与の問題。成長段階にあるベンチャー企業は新規事業に投資を回したいので、その分社員の給与をなかなか上げられないという傾向があります。

前職と比べて給与ががくん下がってしまった、また、この先上がる可能性があるのかもわからない…といったような不安の声も。

また、大手には敵わない資金力などの問題から、倒産するリスクもゼロではありません (大企業にも例外はありませんが…)。
もちろん、なかには大手と肩を並べるようなメガベンチャーも存在しますが、ベンチャーと呼ばれる企業のほとんどは資金繰りに画策している傾向にあります。

◆ スキルアップが難しい

 

ベンチャー企業では、業務フローの未整備や人員不足などによって仕事裁量の幅が広くなり、自分の役割を超えて仕事を行うこともあります。
よって、メインの業務に従事する時間が減り、サポートや総務の割合が多くなることも。
蓋を開けてみると、スキルアップに充てる時間がない!ということも起こり得るのです。

◆ 残業を含め、労務体制が整っていない

 

有給制度、評価制度の整備が完了しておらず、なんとなく曖昧なルールが浸透してしまっている場合も。
特に労働時間に関しては、抱える仕事量によって決まってしまうので、 残業や土日出勤が暗黙ルールとして蔓延している可能性があります。

◆ 会社の成長や実力主義についていけない

 

社風の問題もあります。経営者との距離が近いベンチャー企業では、「自分たちで会社を成長させよう」という上昇志向がそのまま企業風土の特色として表れるため、社風と合わないと後悔しやすいようです。

◆ 経営者とのそりが合わない

 

社風についても触れましたが、「経営者」との相性も非常に重要です。
経営者の考えに共感できるか、尊敬できるかどうかで会社に対する思い入れも左右されるはず。
かといって、 “社長の人柄”だけで判断するのも危険。勤務形態や福利厚生などの詳細や企業の実態はしっかり調べておく必要があります。

 

2. 転職リスクが高いベンチャー企業の特徴7選!

 

「転職を避けた方が良いベンチャー企業の特徴」も具体的に確認しましょう。
転職した後で後悔する前に!自身のリサーチ力をつけておきましょう。

 

◆ 採用人数が多い

 

採用人数が多いというのは、その分たくさん離職者が出ることを想定しているためです。
仕事のキツさや職場環境に何かしら問題がある可能性があります。
極端に採用人数が多い会社には注意しましょう。

◆ 小規模オフィスへの移転があるかどうか

 

小規模のオフィスへの移転は、事業や従業員数を縮小しようとしている可能性が高いです。会社自体の大きな成長や自らのスキルアップは望めないかもしれません。

◆ ビジョンややりがいだけを「魅力」として謳っている

 

ベンチャー企業といえば「やりがい」が魅力というイメージがあるため、やりがいを売りにして高い目標を掲げている場合があります。
具体的なビジョンが曖昧で、ただ「やりがい」のみを魅力として謳っている企業、また入社を決めた理由が“やりがい”のみの場合は気を付けましょう。

◆ 具体的な勤務形態が書かれていない

 

残業時間や福利厚生の部分など、詳しい情報が書かれていない場合も。
制度や整備が完了していないため、説明できないのかもしれません。
気になったことについては徹底的に突っ込んで質問したり調べたりしておきましょう。

◆ 見込み年収が高すぎる

 

転職希望者を増やすために、年収を高く書く場合があります。この高い年収というのは、基本給+残業代を含んだ金額だということ。
よって、残業時間が長いというだけで、結果的には大したことのない時給になっている場合も…。

◆ 過度な会社の魅力アピール

 

面接時などに、会社のデメリットや課題を一切伝えず、魅力を過度にアピールしてくる場合は危険です。入社してからのギャップを感じ、ショックを受けることがあります。
面接で話すのはあくまでいい印象を与えるため。面接で聞いていた以上に業務が大変というケースも多いのが事実です。

◆ 従業員が魅力的でない

 

どんなに素敵なビジョンを掲げている会社でも、本当のことはそこで働いている社員の顔に書いてあるというもの。
生き生きとしていなかったり、憔悴しきっていて疲れた顔をしたりしている場合には、注意が必要です。

 

途中で気付いて内定を辞退しても大丈夫

【参考記事】『【体験談】何度でも大丈夫。転職エージェントに「内定辞退を伝える」3つのルール

 

次のページでは、ベンチャー企業への転職に向いていない人・向いている人の特徴を解説!

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